今回はピロ・アッパーマウントの交換です。(作業は5月30日のメンテオフで行いました。)

アッパーマウントですが。。。普段はそんなに気にしないでしょうけど、けっこう動きます。(^^ゞ
下の図は、マウントの断面の略図で、グレーの部分がゴム部、中心の部分がショックの上部です。




ショックの上部をゴムで支えているので、突き上げや引っ張りに対して下図の様にゴム部が突き上げられたり、引っ張られたりします。

  


また、ハンドルを切ったりした時の横方向の入力に対しては、下図の様にゴム部がグネっとなります。(^^ゞ

  


あくまでも。。イメージ図で、これらの図は正確さを欠きますが。。。だいたいのイメージを持ってもらうために描いてます。(#^.^#)

んで。。それがピロアッパーになると、どうなるのかと言うと。。。

構造は、下図の様にゴム部がなく、ショックの頭をピロボールが受け止める形になりますので、
突き上げや引っ張りに寄る変形はなく。。入力された力に対しては、純粋にサスとショックがそれを受け止めます。
(実際のピロボールは、こんなに巨大じゃないですが。。イメージですので。。(^^ゞ )




また、ひねりの入力に対しては、ピロの中心が定位置に保たれた状態で動きますので、ハンドルを切った時の力の逃げが無く
切り込みがノーマルのアッパーに比べてシャープになったりします。(^.^)b

  


えっと。。。聞くところに寄ると、ノーマルのアッパーも一応ピロボールが入ってるとか、入ってないとか。。(^^ゞ
実際にアッパーを切断して見た訳ではないので、なんとも言えませんが。。
それでも、そのピロを支えているのはゴムブッシュなので。。。




上下動もしますし。。。

  


ねじれの変形もします。(^^ゞ




いや。。あくまでも、想像上の図ですけど。。(^^ゞ


で。。。boven7号の現在のアッパーです。(^^ゞ




黄金の車庫調にセットされた、E36用に似た形状のアッパーです。(^.^)b

作業は、まず。。。ジャッキアップする前に(つまり、サス・ショックに車重がかかってる状態で)
ショックの頭のネジを緩めます。  どれぐらい緩めるかと言うと、下の写真の様に「緩み止め」が効かなくなるところまで。。。)

    

☆上の写真で、アッパーマウントの上面がヒビ割れた様になってますが、これはゴムの劣化のヒビではなくて
  最初に塗られた塗装が、マウントの動きでシワが寄ってヒビ割れたものです。
  これを見ても、アッパーが活発に動いているのが分かると思います。(^.^)b


で、ジャッキアップして行くのですが、おっとその前に車高を測っておきます。
えっと。。63.7cmと63.5cmですね。(^.^)b

  


それからジャッキアップ。。。と、もう一つその前に。。
アッパーの3本のネジを、車重がかかってる内に緩めておきます。(^.^)b





で、やっとジャッキアップ&ウマがけ。。(^^ゞ




車体が上がったら、アッパーの3本のナットを外して。。。ストラットをゴトン!と下に落とします。(^^ゞ
(これは。。ストロークの短い「黄金の車高調」だから出来る業ですが。。)




上から覗くと。。アッパーが見えます。(そりゃそうだろう!(笑) )

で。。上から手を入れて、おもむろにショックの頭のナットを外します。(^^ゞ

  


スプリング・コンプレッサーは要らないのか?って思うでしょ。。(^^ゞ
でもね。。車高調のバネは、一応セオリーに乗っ取って「プリロード0」にしてありますので、
ジャッキアップして足が伸び切った状態で、アッパーマウントにはサスの力がほぼ「0」です。(#^.^#)b

ですので、平気でナットを外して。。そのままアッパーマウントも外します。

  



アッパーマウントが外れたら、ピロアッパーに交換です。(^^ゞ





M1工房さんから送られて来た、黄金の車高調とセットになるピロアッパーです。(^.^)b
(ですので、車高調と同じメーカーと言う事になりますね!(^^ゞ )

箱から出してみると、何やらメモが。。。(#^.^#)

  


ふむふむ。。。ピロアッパーの下にカラーを入れるのですが。。そのカラーを13mmと10mmの
2種類送って下さったようです。(^.^)b

んで、10mmは組んだ事がないので、タイヤはボディとの干渉が確認できてないとの事でした。

また。。。




取り付け手順も、細かく書いて頂いてました。(#^.^#)b




先に見ておけばよかったかなぁ〜!(笑) もう、バラしちゃいました。。(^^ゞ
でも、書かれているのと同じ事をちゃんとしてますので。。。大丈夫でしょう!(#^.^#)
M1工房さん、ありがとうございます。m(__)m


さてさて。。アッパーを比較してみると。。やはり若干厚みが薄いようです。

  


元々、黄金の車高調を一番下に調整しても、まだ。。なんとなく車高が高い気がしてたので。。
「もう少し下までサスの受け皿を下ろしたい」とM1工房さんに相談したところ。。
「あまり下げると、今度はストラットのケース上部がアッパーマウントに当たる恐れがある。。」との事でした。(^^ゞ

まぁ。。ストロークがBTSより短いので、ノーマルのケースでは長過ぎる。。。と言うのも理解できます。(^^ゞ

そこで、ピロにしたらまだ下がるよ。。とのお誘いに、今回の運びとなったのですが。。。
用意して頂いた2種類のカラー(13mmと10mm)は、とりあえず13mmを使う事にしました。(^.^)b




この車高調になってからは、サスやアッパーの交換が簡単なので。。試しに組んでみるって感じで作業できます。(^.^)b
まずは、干渉が無い事が確認されてる13mmを入れてみて。。それでもまだ車高を下げたいと思ったら、10mmを試してみる事にします。

☆実は、本来なら。。下がり過ぎるぐらいまで下がってから、サスにプリロードをかけて好きな車高へと上げたかったのですが。。
  今回もプリロードは「0」から初めてみます。 で、13mmのカラーで低過ぎると感じたら。。。少しずつ車高を上げて行こうかと。。(^.^)b

と言う事で、13mmのカラーを入れます。

  


で。。その上からアッパーマウントを乗せて。。専用のナットを締めこみます。(手で仮締めです。)




その後、ジャッキでストラットを少しずつ持ち上げて、マウントの3本のボルトをボディに通してナットを仮締めします。




ジャッキアップしてる間に、キャンバーの変更もしておきます。
今回は、10mmほどインに入れました。(^.^)b




で。。。タイヤを付けて、車体を下ろします。(^.^)b
アッパーに車重がかかったら、それぞれ仮締めしたナットを本締めします。




で。。。アッパーの専用ナットですが。。
ボックスレンチで本締めしようとすると。。。やたらとガタが大きい。。。(~_~;)

   


ん? 何ミリ? 見ると、ボックスは22mmです。。これでこのガタって事は、ナットは21mm?

   


いや〜〜!21mmのボックスもメガネも持ってないんですけど。。。(^o^;

と思ったら、となりで作業を見ていたつばめさんが、「これ、21mmやん!」って指差してくれた工具が。。。

   


なんと、タイヤを外す時に使ってる十字レンチでした。。。(#^.^#)b




いや。。確かに。。17mm〜23mmまであります。。。(^^ゞ
はじめて、タイヤを外す時以外に使用しました。(#^.^#)


で。。とりあえず、ジャッキから下ろした直後(一応クルマを前後に動かしてますが。。)の車高が
63cmと62.8cmでした。(^^ゞ

  


最初の目的は、一応クリアですね。(って、ピロよりも車高かよ〜!ってねぇ。。(^^ゞ )

いやいや、元々ピロには少し否定的だったんですよぉ。。(^^ゞ

  


衝撃が、ガツン!と来るんじゃないか。。。とか、ボディに負担がかかるんじゃないか?。。。とか。。(^^ゞ


けど。。バネレートがそんなに高くない(フロント8kg)ので、思ったほどのゴツゴツ感は全くありませんでした。
と言うか、バネが動いてる。。って感じで、上下動の突き上げ感は案外スムーズです。

それよりも。。。旋回時のフロントの逃げがなくなりました。
。。。ってか、いままでフロントが逃げてるとは気が付かなかったのですが。。

ピロにしてからは、ハンドルを切ったら。。。切っただけフロントがインを向くって感じです。





まぁ。。私は、少しでも車高が下がれば良かったんですがね。。(^o^;
下げ過ぎてから、できればプリロードをかけて少し車高を上げざるを得ないほどまで下げたかったのですが。。(笑)




ついでに、キャンバーも。。。大人しい目にですが、付けました。(^^ゞ





。。。但し!(^^ゞ

webで検索すると、アッパーの板状の部分はそれ自体がしなる構造で
衝撃を吸収する構造になっていると言う話もあるようで。。。

まぁ。。一概に、車高調とかピロアッパーとかを推奨する気にはなれませんが。。(^^ゞ
って言うか、必要性を感じてから手に入れる事をお勧めします。

それらがなんでもかんでも「高性能」って訳じゃなくて。。
性能をある一点に向けて集中してると考えて下さいね。。。


いまのboven7号は、タイトコーナーを34の割には得意とする足回りになりました。(^^ゞ
ただ、その為に温度200℃以上のコーナリングは、犠牲にしてます。(^.^)b
全てを網羅する足回りなんて、あり得ませんからね〜!(^^ゞ
車高調もバネレートやショックの減衰力に寄って、随分味が変りますが。。


ただ、HPでこの様に書くと、「なにが何でも車高調やピロアッパー」って思って欲しくないんですよ。(^^ゞ
求める走り方に寄って、必要とする部品は変って来ます。

例えば。。。鈴鹿サーキットを走るのであれば、BTS+ノーマルアッパーで私は充分でしたよ。(^.^)b
でも、もっとタイトなサーキットや峠となると。。BTSではダル過ぎます。

足回りのセッティングって、走るステージに合わせる必要がありますね。(^.^)b

webでよくある「私は車高調にピロアッパーを付けました」的な記事にしたくなかったので
(つまり。。安易に何でもかんでもこう言う方向がベストだなんて思わないでね〜!)
最後にこんなコメントを入れましたが。。。。私はいまの足を気に入って楽しんでます。(^.^)b





               
                              




         検索エンジンなどで、初めてこのページに来られた方は、下のボタンを押してindexをご覧下さい。