11月7日の記事で、ドアの内張りを交換する方針を打ち出してますが。。
その前に、今年の夏のTake−Mさんでの剥ぎ取りオフで手に入れてた
革のセンターコンソールが、まだ家に眠ってます。(^^ゞ

話を進める前に、この立体的なコンソールにどうやって革を貼ってるのか?と思って見てみると。。(^^ゞ
色んなところにステッチが入ってたり、引っ張ったり。。(^^ゞ

この辺りは、とても苦労されてる様な気がします。。。(#^.^#)

さて。。話は戻って。。
ドアの内装のウッド部分をカッティングシートで覆う予定ですが。。
そのウッド部分と、chachaさんから頂いた小物入れ付きフロントパネルのウッド部分と
この革のセンターコンソールのウッド部分とが。。。一直線に並んで室内を取り囲むので。。
ここは、全部を同じ仕様に仕上げたいところです。(#^.^#)
それぞれのウッドパネルを見てみると。。
ドアの内張りのウッドパネルと、フロントパネルのウッドパネルはまだ似た感じですが。。

センターコンソールのウッドパネルは、ドアのウッドパネルと明らかに違う色で。。

アップで見ると良く分かると思いますが。。ドアのウッドですら、右下の濃い色と中央の明るい色とあって。。

どっちみち、「ウッドパネル」で統一できないので。。(#^.^#)
(いや、だから。。ウッドパネルは嫌いじゃないけどboven7号には似合わないと思ってるので。。(^^ゞ )
それぞれのウッドを外して行きます。

ドアの内張りのウッドは、裏からナットで止まってましたが、
センターコンソールのウッドの片方は、引っ張ると抜ける仕組みで。。

どうしてかな?って思ったら、ウッドパネルを外したらネジ穴がありました。(^^ゞ
センターコンソールを止める為のネジがここに入るんですね!

もう片方のウッドパネルは、横の方にパネルを貫通してネジ穴が見えます。。

って事で、こっちはしっかり裏からナット止めでした。(^^ゞ

ところが。。。このパネル、ナットを外しても簡単に外れません。。。(ーー;)

パネルを割りたくないので、手で外そうと頑張ってるのに。。
そんな気持ちも知らないで、一向に外れる気配がありません。(ーー;)
恐る恐る、マイナスドライバーを突っ込んでコネてみます。。(^_^;)

それでも、最後の最後。。ネジ穴付近が異常にひっついていて。。(ーー;)
なんじゃ〜こりゃ〜〜!(-_-;)
ベリベリって音と共に外れた時には。。。革の表面がめくれてしまい。。

なんか、無残な姿になってますけど。。。(^_^;)

ってか、外したウッドパネルの裏側に、剥がれた革の一部が残ってて。。

ウッドパネルのネジ穴にもヒビが。。。(^_^;)

どうやら、前のオーナーが糊付けしたんでしょうか?(^_^;)
まぁ。。イレギュラーはつきものですから。。(^_^;)
で、次はchachaさんからの小物入れ付きフロントパネルのウッドですが。。
こちらも、引き抜くだけで外れる仕組みで。。
片方を引き抜けば。。。
もう片方は、横にズラして外れる仕組みです。(#^.^#)

これで、全部のウッドが外れたので。。
この時点で、神戸は三ノ宮にあるユザワヤに合皮、ビニールシート、布地など。。
探しに行ったのですが。。。これと思うモノが見つからず。。(^_^;)
できれば、良く伸びる素材で。。紺のメタリック調なシートが欲しかったのですが。。
(オートバックスとかに、ドライヤーで炙ると伸びるフィルムが幾つかありましたが。。玉砕で。。m(__)m
柄があまり気に入らず。。カーボン調もあったのですが、いまさらカーボン調も。。と躊躇してしまいました。)
で。。また、これまでのboven7号の内張りに使ってた、光を当てると光る紺メタな伸びない生地を使うことにしました。(~o~)
ただ。。伸びない生地なので。。センターコンソールのこれらのウッドが厄介です。(ーー;)

どう言う訳か、このセンターコンソールの両脇のウッドパネルは、
とてもひねくれモノで。。。
とても凹凸に富んだ、3次元的な形をしてます。(~o~)

これらがうまく、伸びない生地で貼れたら。。。
後は楽勝なので。。とりあえず、これらから試してみる事にしました。(^^ゞ
先ず、生地を適当な大きさに切ります。

これぐらい余裕があれば、行けるでしょうか?(#^.^#)

次に脱脂です。(^^ゞ
使うのは、いつものアルコール!

脱脂が済んだら、ボンドを用意します。
今回も、以前に使ったスプレー糊です。

ウッドの方にスプレー糊を吹きかけます。。
ううっ。。。なんか、汚い感じが。。(~o~)

続いて、生地の方にも。。
どえっ!(@_@;) これはいくらなんでも、タプタプ過ぎるでしょ。。(^_^;)
って事で、それぞれに吹きかけたスプレー糊を、ボンドG−17に付属していたヘラで
表面を慣らしながら、余分なボンドを削ぎ落とします。(^^ゞ

で。。。それぞれの表面を指で触っても引っ付かないぐらいに乾いたら
貼り合わせます。(#^.^#)b
最近仲の良いfukurouさんから教えて頂いたのが、「手に付かなくなってから、合わせて。。
ガンガンに圧着!」でした。(#^.^#)
なので、生乾きじゃなくて完全に忘れるぐらい放置してから、圧着しました。(#^.^#)
結果がこれ!(^^ゞ

裏側がこれです。(笑)

表面の滑らかさと打って変わって、裏側は苦労の跡が見えますか?(^^ゞ
まぁ。。伸びない生地にしては、シワも少なく貼れた方だと思います。

苦労は、立体的な形のそれぞれの角で。。

多少は、角が立った箇所もありますが。。

んで、裏側は。。。とにかく表にシワが入らなければ良い訳で。。
この裏側のモッコリした部分は、接着が落ち着いてからカッターで切り落とす事に。。

一応、ウッドの角の輪郭は裏から見ても出せてるでしょう?(#^.^#)

で。。。生地貼りが終ったウッドを、コンソールに取り付けてみます。

う〜〜ん、地味ですか?(笑)

いや、だから。。。ユザワヤで次の生地を探してたのですが。。。
これと言ったのが見つからず。。
でも、この生地。。。光を当てると「光るタスキ」みたいに光るので。。(#^.^#)

ほらほら。。。こんな風に。。。(^^ゞ

とりあえず、汚れや雨にも強そうな生地なので。。
今のところは、これで全部行こうかと思ってます。(#^.^#)
で。。。立体的なウッドの処理が、思いの外シワも寄らずにうまく行ったので。。
残りのウッドにも手をつけることにします。(^^ゞ
ずっと前にユザワヤで買った生地が、まだ残ってるので。。

それを今回のウッドに合わせて切り出します。

これぐらいの生地で、いけるでしょうか。。。(^^ゞ

その後、ウッドを脱脂して。。
スプレー糊を吹きかけます。
うえっ。。。(~_~;) なんだか、モロモロですね。。(~_~;)
生地の方に吹きかけた糊も、湖の様に溜まるので。。
ヘラを使って伸ばします。(^^ゞ

伸ばしたら。。。こんな感じです。

で。。。貼り付けます。(^^ゞ

えっ?貼り付ける途中が分からないまま完成かよ!って?(~_~;)
いやいや。。途中も撮ってますが。。。
ウッドと生地の両方にボンドを塗布してるので、これらを合わせる時に
間にエアーが入ると、ブリスターになっちゃうので。。
生地はウッドに対して、端から指で空気が入らない様に押しながら接着しました。

こんな風に、巻きながら指で押さえて行きます。

で。。。表側を平坦に貼り付け出来たら。。

次は、生地を裏側へ折りこむ作業ですが。。
ここで肝心なのは、ウッドパネルの輪郭を出すと言うことです。(^^ゞ
表側の面が糊付け出来たところで、生地を裏側へ巻き込んで
輪郭を出して行く訳ですが。。。
私の場合、角から着手します。(^^ゞ
角になる部分を写真のように折りこんで、矢印部分の様に「角」の輪郭を出します。

次に、その角の両サイドの直線の輪郭を出していくのですが。。

これが、全面に糊が付いてる状態では、けっこう難しかったりしますね。(#^.^#)

ただ。。角の出し方は、私はいつも同じで。。
角の部分を内側に引っ張りながら巻き込んで止めて。。
次に、その横の辺の輪郭を出すべく、引っ張りながらシワが寄らないようにして。。

もう一方の辺も同様に。。。(^^ゞ

角でシワを吸収し切れなかったら、直線部分で少しずつシワを吸収して。。
完成形は、下の写真の様に。。(#^.^#)
裏側は、ボンドが足りないので。。
後からG17で止めていきます。

やり方としては、浮いてる裏側の生地に相当する部分にボンドを流して。。

生地側にも、同じようにボンドを塗って。。。乾いたら圧着します。(#^.^#)b
チューブのボンドを塗るのが面倒に感じた私は。。
スプレー糊も、裏側に塗布してみたりしましたが。。。(^^ゞ

これは、成功と言えるのかどうか、怪しい結果となりました。(#^.^#)
何はともあれ。。リアドアの内張りと、センターコンソールのウッドと、小物入れ付きセンターパネルの
ウッド部分は、この光るのか光らないのかはっきりしない生地で、とりあえず巻き終わりました。(#^.^#)

あっ。。裏側は、こんな風です。(#^.^#)
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