去年の記事に、「クラッチオイルのリザーブが空っぽ!」って内容の記事があったのを覚えておられますか?
あれから2ヶ月。。。ようやくそのメンテです。(^^ゞ

。。。場所は、最近お馴染みになった秘密基地です。




boven7号は、クラッチのリザーブタンクをブレーキのリザーブタンクと共有していません。
なので、今回クラッチ単体のトラブルと最初から判明しましたが、これがブレーキのリザーブタンクを
共用していたら、もう少し焦っていたでしょうねぇ。。(~_~;)
(だって、ブレーキからのオイル漏れは深刻ですから。。)




レリーズ交換と題しましたが、実はインナーキットの交換です。
ここでちょっと問題になったのが、レリーズはE36M3のモノか
525MTのモノか?でした。。

と言うのも、エンジン載せ替えに際してSIGさんに必要な部品を大方個人輸入で
取り寄せてもらっていたのですが、その中に525MTのクラッチキットもありました。

けど、僅かな記憶では。。M3についていたレリーズをそのまま使い、
後にこの525MTのレリーズに交換した覚えがあります。

で。。いま付いてるのはどっちだ?って事なんですが、
何故か焦ってTake−MさんにM3用を注文してしまいました。(笑)←笑ってる場合か?




いやいや、ところが。。。525MT用もM3用もピストン径は同じで。。
ロッドのブーツも同じ。。違うのは、留め金の金属性の留め金の形状だけでした。
なので、レリーズがどちらか分かりませんが、このインナーキットを使って
見切り発車の交換作業です。(いつものことですが。。)


で。。。作業の前に、工具や道具は十分か?点検しておくことにしました。
(先日のセルモーター交換の時にトルクスを忘れた。。みたいな事が無いようにね!(^^ゞ )

今回は、レリーズ交換とクラッチオイルの交換&エア抜きが必須の作業になります。
しばらく使わなかったパワーブリーダーを箱から出してみると。。。
リザーブタンクへ繋がるホースが切れてる!(~o~)

  


どないしょ〜〜! 今日の作業は無理かも。。(すごい弱気。。)




いや、だってね。。ここ、けっこう圧力かかるところだし〜!
ホースバンドは再利用不可能なヤツだし〜!
こんな小さなホースバンド持ってないかも知れないし〜!
今日は寒いし〜!

ものすごくやる気が無くなった状態でしたが。。
とりあえずパワーブリーダーは修理できるところまでしておかないと
次ぎのメンテにも支障をきたすので。。。カシメのホースバンドをニッパーで取り外し。。

    


この作業、気をつけてやらないとブリーダーのニップル部分を折ってしまいかねないですから。。

  


無事にホースバンドを取り外したら、ニップル部分が無事か確認しておきます。
(ここが折れたりヒビが入ってたら、本当に今日の作業はこの時点で終わりです。)




次に、持ち合わせの一番小さいホースバンドを探して。。。

  


切れたホースの切断面をニッパーで綺麗にカットしてニップルに差し込みます。

  


それからホースバンドを締めこんで行き、締まり具合を確認しながら
締めすぎに注意します。(ホースが十分タプっとなるまで締まれば
ニップルの先端にはカエリがあるので外れません。必要以上に締めると
ニップルを折ることにもなりかねないです。)




で、ホースが繋がったら、ホース全体を指ではさんで点検します。
ホースがちぎれてたという事は、材質が劣化してる可能性があるので
圧をかけてフルードを送り込むときに避けても困りますから、ホースの端から端まで
指で押さえて硬い部分がないか、柔らかすぎる部分がないかを確認します。




ブリーダーが直っちゃったので、作業続行という事になります。(笑)
では、boven7号をジャッキアップしてウマ掛けします。
今回は、車体の下に潜り込むので、足回りの交換の時よりも高く上げます。
その為、ジャッキを2つ用意してます。




ジャッキアップしてウマかけて、それでも自分が潜る側のサイドにジャッキをかけ直して潜ります。
(ウマが潰れる事はそうそうないですけど、万が一ウマが潰れた時の保険に潜る側にジャッキを1つと
前からフロントメンバーにもう1つジャッキをあてがいます。)

潜って作業箇所を確認します。下の黒いのがレリーズです。
工具の取りまわしとか、作業手順を先に考えます。




今回、クラッチラインのオイルが黒く濁っていたので、マスターシリンダーのオイルも
全量入れ替えたいと思って、クラッチを踏んだ状態(マスターシリンダーのオイルを吐き出した状態)
をキープするために、クラッチを適当なモノで押した形でキープしたかったので
たまたまあった自転車の空気入れをあてがい、運転席のシートの位置を調整して下の写真の様に
ペダルを押した状態をキープしました。




それから、クラッチラインのオイルを抜きます。




クラッチラインのオイルが抜けたら、レリーズを取り外すのですが
その前に、レリーズに繋がっているオイルラインのホースの口を一旦緩めて再び軽く締めます。
(これは、レリーズをミッションから外してしまってからホースを外そうとすると
レリーズを固定するのに苦労するからです。)←これ、けっこう重要です!




次にレリーズを取り外します。
13mmのナット2個で止まってるので、それらをほどいたら。。。




レリーズが外れます。

うわっ!(~o~)

 


ばばちぃですね〜!←方言ですかね?(~o~)  汚いって意味です。




それから、さっき一旦緩めたホースの口を外します。オイルは抜いてありますが、まだどこからともなくタラタラ出てくるので
ビニール袋と輪ゴムを用意しておいて、写真右に様にホースから出てくるオイルを撒き散らさない様にします。

    


これでようやくクラッチレリーズが取り外せましたが、けっこうひどい状態です。
オイルが漏れてたおかげで、ゴミはいっぱいだし、ロッドを手で押すとチャプチャプ言うし。。




パーツクリーナーで綺麗に洗い流すと、レリーズの塗装をブレーキオイルが侵食した跡が伺えます。




んで、クラッチレリーズのここからの分解は実は初めてで。。ピストンやプッシュロッドをどうやって外すのか知りません!(笑)
いや、見たら分かるでしょう! と思って見たら。。どうも、ここから外すしか無いようです。(後ろ側は分解できる要素がありません。)

  


留め金のリングの外し方が分からずに、ロッドを力任せに引き抜いたら、ブーツが破れてしまいましたが
ブーツが無くなったおかげで留め金のリングの形状がはっきりしたので、ピックツールで取り外し
先ずはここまで。。。




さらに問題は、レリーズのシリンダーに残ったピストンですが。。




ここは、ブレーキのピストンを押し出す時にもつかったエアーダスターで。。




エア抜きのニップルを閉じて、マスターシリンダーから繋がるホースの口から吹きかけると

  


ポロン!とピストンが押し出されます。(牛ちゃんだったら、口をつけて息を吹き込むんでしょうね?(笑) )

  


って事で、交換品の新旧比較ですが。。
インナーキットにバネはついてませんでした。
そして。。525MTとM3では、留め金のワッカの形状が違いました。
さらに。。。ピストンの重さが!




boven7号に付いていたレリーズは、写真にもあるように「febi」なんですが、これ、車外品だそうです。
で、今回取り寄せたのは純正品のインナーキットですが、ピストンが純正品の方がはるかに軽い!
いや、ここのピストンが軽いとどんな影響があるのか、ちょっと計り知れませんけど。。。
ってか、そんなに意味ないんじゃないのかなぁ?と思いますけど、とにかく純正のピストンは軽かったです。



                              



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